【薬学生必見】薬剤師国家試験勉強法⑤
こんにちは。
最近忙しくなかなかブログの更新ができていない、薬剤師Tです。
はじめに
今回は、国家試験に向けてどの教材を使えばいいのかを解説したいと思います。
簡単にしか書けませんが、参考にしていただければ幸いです。
①~⑤までありますが、①が一番重要な教材で、⑤が一番重要度の低い教材です。
①青本、その他の参考書
これが堂々の第一位です。
これをやらずして、国家試験突破はなかなか厳しいのではないでしょうか。
国家試験では、全ての範囲がまんべんなく出題されるので、全体的に勉強する必要があります。
そのため、一冊が分厚い青本は手が出しにくいかもしれませんが、諦めてやるしかないです。
もちろん青本に限らず、虹本やオレンジブックでもいいと思います。
学校の購買などに行けば売っていると思いますので、立ち読みでもして自分に合ったものを選びましょう。
おすすめの選び方は過去の記事で書きましたのでこちらをご覧ください。
②青問などの問題集
第二位は青問などの問題集です。
基本的に、国家試験の過去問やオリジナル問題を分野ごとにまとめてくれてあるものが多いと思います。
青本と一緒に用いることが多いと思いますので、使用頻度としては青本と同じくらいになるのかなと思います。
いわゆる青問には、青本から取り外して使う青本に付属のものと、青本(領域別問題集)の二種類があると思います。(写真は後者のものです。)
基本的には前者のものだけで十分です。
たくさん問題を解きたい人や、時間に余裕がある人が後者のものを使えばいいのかなと思います。
特に後者は解くのに時間がかかりますので、遅い時期からやり始めるのはやめたほうがいいと思います。
③過去問
第三位は過去問です。
薬剤師国家試験は、過去問からの類題が出ることがあるのでやっておくと役に立つことが多いです。
しかし、過去問を丸暗記では乗り切れないので注意が必要です。
また、青問などの問題集には過去問が抜粋されているので、青問だけでも十分な量の過去問演習ができます。
そのため、あえて過去問を年度ごとにまとめてやる必要はあまりないような気がします。
やるのであれば、本番を想定してしっかりとした時間配分でやるのがいいと思います。
ちなみに過去問は厚生労働省のサイトからダウンロードできます。
問題と解答はありますが、解説はありませんので、解説が欲しい場合は予備校が出している過去問集を買いましょう。
古い問題であれば解説がネットで無料で公開されているものもあります。
④薬ゼミなどの講義
これも、あまり必要ないとは思います。
もちろん授業はわかりやすいので、自分一人ではなかなか理解が進まない人にはおすすめします。
しかし、講義ですので知識のインプットがほとんどになります。
一人で勉強するときに比べ、アウトプットの量が減ってしまいますので、しっかりとアウトプットをする時間を講義外にも作りましょう。
また、自分が分かっている範囲も解説されるので「そんなのわかってるよ」といった、いわゆる時間の無駄のような時もあります。
ですので、薬ゼミなどの講義を使いたい人は、早い時期から使い始めるか、直前期に確認程度で使うのがいいと思います。
中途半端な時期に使い始めるのはおすすめしません。
⑤大学などで使った教科書
これを勉強する意味は、薬剤師国家試験という観点からみるとほとんどないです。
細かいところまですべて載っているので、原理を理解するなどには役に立ちますが、これをメインでやるのはコスパが悪すぎます。
ですので、しっかりとした薬剤師国家試験向けの参考書をまずはやり、そこで分からなかった部分を教科書で補うといいと思います。
しかし、全てのことについて原理まで調べていると時間がいくらあっても足りないので、丸暗記という手段も使うのがいいと思います。
まとめ
ここまで、参考書について解説しましたがいかがでしたでしょうか?
国家試験においては、多くの人がしている勉強法に合わせて勉強するのが一番いいと思います。
ですので、人が使っていないような参考書を使おうとするのではなく、ある程度人気のある青本、オレンジブック、虹本あたりから選ぶのがおすすめです。
さいごに
私事ですが、最近仕事が忙しくなかなかブログに時間をかけれません。
そのため、見直しができず、誤字脱字などがあったら申し訳ないです。
このブログが、薬学生の皆さんの役に立てば幸いです。
では、また。