【薬剤師】コロナについて考えてみる
こんにちは。薬剤師Tです。
今回は少し箸休め的な話題を書きたいと思います。
はじめに
コロナが流行り始め、1年くらいが経ちました。
コロナによって生活が変わってしまった人も少なからずいるのではないでしょうか?
今回は、そんなコロナについて少し考えてみたいと思います。
どう防ぐ?
コロナを防ぐには、やはり手洗いもしくはアルコール消毒やうがい、マスクの着用などが重要になってきます。
基本的な内容ですが、やはり忘れがちになってしまっている人もいるのではないでしょうか?
昨今では、ニュースで路上飲酒が取りだたされ、マスクの着用が疎かになっている印象を少なからず受けてしまいます。
では、なぜマスクをつける必要があるのか、皆さんは具体的に説明できるでしょうか?
マスクの主な役目は、自分の咳などで出た飛沫を、相手に届かないようにすることです。
そのため、「自分はコロナになっても大丈夫だから、マスクはつけない」といった言い訳はできないんですね。
マスクは他人のために着けるものです。
もちろん、コロナに関してはマスクをすることで、ある程度の感染は防げると思います。
これは、コロナが飛沫感染であるからです。
飛沫感染とは、簡単に言うと「唾などの水分を含んだ飛沫を介して起こる感染」のことです。
つまり、唾の飛沫を吸い込まなければ感染する可能性は少なくできます。
しかし、世の中にはマスクをしていても防げない感染症もあります。
それは、空気感染という様式を取るもので、麻しんや結核、水痘などがあげられます。
これらは、唾などの水分がない状態でも感染力があります。
そのため、水分がない分、粒子の大きさも小さくなりマスクをしていても防ぎにくいのです。
大衛株式会社さんのページに分かりやすい画像があったので、貼っておきます。
詳しく見たい方は、こちらのページも参考にしてみてください。
経済との兼ね合い
簡単な話、コロナの感染を止めるには、国民を家から出さなければいいのです。
しかし、そんなことはできません。
日々を生きるために仕事をしなければならない人が大半ですし、経済を回さなければ売り上げはでません。
そのため、容易に外出を規制はできないと想像がつきます。
政府が外出規制をなかなか出せず、いわゆる「外出自粛のお願い」で済ませているのは経済的な観点から考えると仕方ないことだとは思います。
それでは、国民はどうすればいいのかというと、感染対策をしっかりすることが重要です。
感染対策をし、感染者を最低限にとどめ、その状態で経済を回していくほかありません。
そういう点では、感染防止意識の欠如がうかがえる路上飲酒などは行わないほうがいいでしょう。
感染者が増えれば、それだけ外出自粛は伸びるわけですし、さらに強力なロックダウンなどの措置が取られる可能性もあります。
もちろん、感染者数が増えなくとも、感染防止意識の欠如がうかがえる行為が増えるだけでも、政府や自治体が外出規制を強化する可能性はあり得ると思います。
そうなると、経済への影響も大きくなってしまうわけです。
まとめ
感染を防ぐには、国民一人一人の意識が重要だと思います。
もちろん政府の対応なども重要ですが、国民がしっかりとした感染対策をしなければ、どのような政策も何の意味もないと思います。
特に、感染対策への意識が疎かになり、感染者数が増え、ロックダウンなどが実施されれば、苦しむのは国民の私たちです。
つまり、感染対策を意識できていない人は「自分の首を自分で絞めている状態」だと思います。
そのようなことを少し考えながら生活すると、感染対策にもなりいいんじゃないかと思います。
さいごに
コロナ禍で憂鬱な日々を過ごしている方もいると思います。
なかなか、ハッピーな話題というのはニュースでは入ってきにくい時世になっています。
もし、ふさぎ込んでしまっている方がいるのなら、家でできる趣味を見つけましょう。
ゲームでも映画鑑賞でも何でもいいです。
そして、ある意味で自宅にこもれる期間でもありますので、資格勉強などの自己研鑽に努めるのも素晴らしいことだと思います。
なにより、一人一人がしっかりとした感染防止意識を持ち、一日でも早くコロナが終息することを願います。